大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

2017/06    05« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »07
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男性からひどいことをされる、自分の思うような容姿の女じゃないと分かったら手のひら返される、と言いましたけれど、女性もけっこうひどいことをしてきます。
どちらかというと、恋愛がらみでなければ、男性の方が話しやすいです。


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女性には、どういうわけか、「この子は容姿も恋愛も成績もなにもかも、人生が私より一段かそれ以上下、この子を見て『下には下がいる』と思えて安心する、この子を下にみていれば私は楽しいわ」という相手を作ろうとする傾向があります。

よく、「発言小町」なんかに「あたしよりなにもかも下だったA子がいい就職した、許せない」だとか、「あたしより何もかも下でみじめだったB美が、イケメン社長の夫人になった、ずるい!イケメン社長は見る目がない、どうにかして私に振り向かせる方法はないですか」だとかいった相談が乗ることがあります。
(ごくまれに「もっさりして地味で恋愛にも縁がなくて内心バカにしていたC代が派遣から誰もが憧れる一流企業に正社員で転職しました、今まで見下していてそれを素直に祝えない、こんな嫌な私を叱ってください」みたいな殊勝なのもないことはないですが。)

女ってどうしてそういうのが多いのかと、そういうのを目にするたびに思います。

たとえその人たちが本当に、ブスで頭が悪くて異性にも縁がなくておしゃれな遊び場所も知らなくてお金もなくても、それを「プププ、私より下だわ」と見て安心するというのは、自分がいかにつまらないか、くだらないかということです。

それに、そういう場合、えてして上記のようなことになりやすい。
バカにして見下しているうちに、見下している相手がいいものをつかんじゃうんです。
小さいころ、幼稚園なんかで「ウサギとカメ」のお話を読んでもらったことはないのかい?と思うのですが、そうなって気づく人より、一度相手をナメたら「なんで、あんなA子なんか!私より下であるべき人間よ!」とか言い続ける人が多いんです。

そして、私はその「ナメられる」「見下される」側なんです。
いつも。

 *


大学時代、ハナちゃんという友人がいました。
ハナちゃんは、一学年上でした。

ハナちゃんは太っていましたが、とても気持ちの優しい子でした。
病気の猫を助けたり、人の話を共感持って聞いたりと、本当にふんわりとした優しい子でした。
神経症に苦しみ、キリスト教に帰依して神経症を克服した、と言っていました。

卒業後は、「東京に出て、MACとか使えるデザインの仕事がしたい」と言っていました。

私も卒業したあと、一度東京に行った折、ハナちゃんと会いました。
ハナちゃんはスリムになってとても美人になり、彼氏ができて幸せそう・・・でした。

でも・・・

太っている私を見て、ちょっと笑って(その笑い方が嫌だった)ダイエット指導をし始めようとしたり、通りがかる女性であまり容姿が優れてない人を指して「あんなのでよく歩けるわね」とか言うんです。

大学時代の、優しいハナちゃんではない、別の生き物が私の傍らに立っていることに気が付きました。

その後、ハナちゃんからの手紙は(まだ電子メールとかない時代です)、私を露骨にバカにするものになっていきました。
自分がいかにすごいか、そして私がいかにみじめでつまらない人間か書いてるんですよ!

確かに病気で就職しそこなった私は、他人からみじめに見えるかもしれないけれど、そこまで言われる筋合いもなかったし、何より神経症を直しても別の精神の病気をもらったんじゃないかって思いました。

そういうことを言っても「自分がいかにすごいか、あなたがいかに劣ってるか」を書いてくるので、私は最後に、「そっか、そういうことを言っちゃって引っ込みがつかないのね、じゃあ私に謝らなくていい、でもあなたの中の神様にこんなバカなことを言っちゃってごめんなさい、って言って」と手紙をかきました。

すると、数日後、ハナちゃんから電話がかかってきました。
わかってくれたのか、と思いました。

「ハナちゃん!?」と電話に出ると、しばらく沈黙があり、
「・・・いいかげんにしてよ!あなたなんて私の下にいるべき人間よ!」と低い声でハナちゃんは言ったのです。

私は電話を置きました。

ハナちゃんとはそれっきりです。

キリスト様は、ハナちゃんを救わなかったんだな、と思います。

せっかくきれいになったのに、彼氏ができたのに、誰かを見下してないと自分の良さを実感できないとしたら、本当にかわいそうなことです。

今の私を、ハナちゃんが見たらどういうのでしょうか。
「いまだにデブでブスで男いなくてあー安心した!」と思うのでしょうか。
それとも「デブでブスでわたしより下のくせに東京にマンション買うなんて許せない!私より下であるべき人間なのに!」と言うのでしょうか?

あのときのハナちゃんのままであれば、どっちかを絶対に言うでしょう。

今から20年も前の話、今は月日が経って、ハナちゃんが「誰かを見下さずにはいられない、誰かを見下してないと自分が良いと思えない」ような病的な状態から抜け出していればいいなと、思っています。


 *


東京に出て、初めてできた友達がいました。
彼女の名前をジュンコさんとしましょう。

私とジュンコさんが出会った職場(東京のとある外資金融)では、O島さんという、困った人がいました。
外資系にありがちな「英語の雑談がうまいから外人上司に気に入られてるけれど、仕事はしない人」です。
本当に、縦のものを横にするのに数か月かけて、忙しい忙しいといって、難しい仕事は相手があきらめるまでその種の牛歩戦術をするのです。
でも、毎日のようにカフェにお茶しに抜け出していることは、社内どころか掃除のおばちゃんまで知ってたりしました。

その頃のジュンコさんは働き者でした。
ただ働き者なだけじゃない、目の付け所がいいんです。

上司から「ITマニュアルを作って」といわれても、1-2週間作らなかった。
それを上司が指摘すると、「仕事を把握する前に作っても無駄になります。仕事を把握するまでもう少しお待ちください」といって、実際その通り、1か月前には全部作ったのです。

私がその職場を離れてからも、ジュンコさんはしばらくその職場で働いていました。

たまに会ってお茶するのですが、ジュンコさんはいつもO島さん(そのほかの怠け者も含めて)の愚痴ばかりでした。

私が辞めてから何年経っても、また彼女がそこを辞めてから何年経っても「O島さんはねー」というので、「もうO島さんの話はいい、昔の話なんで忘れました」とかなり厳しくいってようやく止みました。

だんだん、ジュンコさんがO島さんに似てきている気がしました。

ジュンコさんの話は、職場の愚痴ばかりです。
しかも「下の人には慕われているけれど、上とうまくいかなくて干された」みたいな話ばかりです。

「ふーん」と聞いていましたが、内心は「ほんとうかなあ」と思っていました。

昔の彼女ならそうだったかもしれない。
彼女は、就職氷河期を、親のコネで「この木なんの木グループ」のひとつに入社したのですが、それを「自分の力で会社に入りたかった」と大変悔しがっていました。
「寄らば大樹の影」的な旧弊な日本企業だったようです、女性だということで仕事をしても給料は上がらず、マンションを買ったことで「女のくせに」といった感じでにらまれて、通えないような営業所に転勤を決められたことで退職した、といっていました。

新卒から10年以上、「この木なんの木グループ」の会社に勤めていた頃は、忍耐強い人だったのではないかと思います。

マンションは、茨城県○○市で、もとの職場に通うにはよかったろうけれど、東京の中心に通うには2時間以上です。
それを文句もいわず通う彼女は、忍耐強い女性だったはずです。

・・・だったはずです。

でも、だんだん、愚痴っぽく、愚痴を聞いてる私を見下してバカにしはじめ、仕事も続かなくなっていきました。

今の私の会社は、ジュンコさんが引いてくれた会社でした。
もともとジュンコさんはXというIT特定派遣の会社に勤めていて、いろんなクライアント企業を渡り歩いていました。
Xが、Yという事務派遣の会社と合併して、株式会社XYとなり、Yの内部IT部門をXがやることになり、その役目として「同様の企業の社内ヘルプだから」とジュンコさんが推薦してくれたのです。

彼女は、クライアント常駐組だったのですが、クライアント先で全然続かないのです。
3-6か月で常駐先が変わってしまいます。
そのたびに「下の人には慕われているけれど、上とうまくいかなくて干された」という話をしにくるのです。

だんだん私の話など一言も聞かなくなり、私が一言でも愚痴をいえば「そんな愚痴、私の苦労に比べたら」とか言うようになり、後ろに人がいるのにギャーギャー手を振り回して喋り、彼女の愚痴に疲れて切り上げたくて、「そろそろ疲れた」といえば「いっつも疲れたっていうね!」と空気の読めないこと読めないこと・・・。

たとえばある日、新橋でジュンコさんと二人で飲みにいったとき、私の前の会社の仲良かった人が偶然とおりかかって「さくらねこさん」と手を振ってきたんです。
そのときの、ジュンコさんの「信じられない」という顔が忘れられません。

きっと「この人、私以外の友達がいない、ミジメな人なんだわ、だから私が愚痴ばっかり言っても離れていかないんだわ」って思ってたと、思います。

2013年の1月、ジュンコさんと会って話をしたとき、彼女は信じがたいことを口にしました。
「Docomoで待ち人数が多かったから、店員にいってやって先にしてもらった」とさも当然そうに言うのです。

・・・2007年初めに出会った、働き者で謙虚なジュンコさんとは別の生き物が私の横に立っていたんです。
怠け者で、仕事を他人に押し付ける給料泥棒のO島さんの愚痴を言いすぎて、O島さんが乗り移ったんじゃないか、と今も思っています。
(というより、茨城県○○市のDocomoってそこしかないから、そこでそんなことをやったら行きにくくならない?)

私は、ジュンコさんと距離を置くことを決めました。

私は、ジュンコさんに、今までのことをメールしました。
あなたがO島さんの愚痴を言うたびにあなたはO島さんに似てきている、あなたは「下の人には慕われているけれど、上とうまくいかなくて干された」と言ってるけれど、それは信じがたい、今のあなたは愚痴っぽくて自己中心的で非常識な人だ、Docomoの件は特に呆れる、と。

ジュンコさんからは返事はなしのつぶてでした。

2013年の6月、ジュンコさんは上から「もうあなたには紹介できる仕事が無い、3か月猶予を与えるから次の会社みつけて」と事実上の解雇通告をされました。(それを悲憤慷慨してメールしてきました。)

出向先から社内に戻ったジュンコさんは私にいろいろ話しかけてくるんです。もちろんメールのことについて謝るでもなく、まるで何もなかったかのように。
私は彼女を無視しつづけました。

ジュンコさんは英語がうまいので、すぐに次の仕事がみつかり、7月に退職しました。
退職の挨拶は、私以外に、満面のスマイルで回っていました。

彼女の退職後、私は、FacebookなどのSNSから彼女をブロックしました。
後で彼女からメールがきましたが、着拒しました。
(メールくると思ってましたよ。)
たぶん、誰からも相手にされなくなったら愚痴をいいにくるだけの相手なのだし、だから、私なんかいなくて良いと思っています。

もしジュンコさんが「あのときはどうかしていた、許してほしい、Docomoの件もあんなことしないようにする」とメールしてくるのであれば、そしてそのように行動するのであれば受け入れてもいいけれど、たぶんそういうことはないでしょう。

彼女は「意識高い系」で、Facebookはあらゆる世界中の人とつながりだらけなので、私なんか相手にする必要なんかないでしょう。(でもFacebookの「つながり」だけで、たぶん薄い付き合いしてるだろうな、とは思っていましたよ。)
「愚痴を言う」必要性だけで、謝りもせず賤しい手を伸ばしてくるような、そんな人間、私の方からお断りです。

2014年の2月、ジュンコさんの最後の出向先だったGというクライアント企業が、ITサポートを別の会社に委託することになり、Gに出向していたエンジニアのうち、別会社に移籍する人と、うちの内部に帰社する人にわかれました。

別会社に移籍した人は、うちの会社を退職となり、退職処理の一環としてメールをアーカイブしたのですが、そのとき、ジュンコさんの評判を見てしまいました・・・

Aさんというその人を、ジュンコさんはいじめぬいていたのです。
Aさんの言い分だけで決めるのは申し訳ないのですが、内部に帰社した人たちからも、ジュンコさんの評判は最低なものでした。
また最低で「使えない」という判断をくだされなければ、クビになることはなかったでしょう。

2007年の彼女と私なら、彼女の方が何歩も先をいってたけれど、今の彼女と私なら・・・私が何歩も先をいっているというよりは・・・彼女が何歩も後退してしまった、と感じています。


 *


なぜ、彼女たちはこんなに変質してしまったのだろうか、と思い出すたびに悩みます。

出会った当初は本当に素敵な人たちだったんです。

一番心痛ましいのは、彼女たちが、私が「友達がいなくてみじめな人だから、見下されても離れていかないんだ」と思い込んでいたところです。

私は「昔の彼女たちの素敵さを知っているから」離れていかなかっただけです。
それは、彼女たちが「自分から離れていかないのは自分に魅力があるから」だと信じていないということに他ならないと思います。



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