大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

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マクドナルドの業績悪化が止まらないということです。

美味しくないですからね。
高い割に。

私も、ここのところマクドナルドは食べていません。

昔は、私の職場の近くのビルにあったので、たまに食べましたが、今は新橋駅まで出ないとないので食べません。

高くて不味くて、最後の砦の手軽さまで無かったら食べません。



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とはいうものの、前社長の原田氏や、現社長のカサノバ氏を責めるのも、酷な面があるとも、思っています。

状況が、時代が、変わりすぎてしまったと、思います。


 *


 私が初めてマクドナルドハンバーガーを食べたのは、1981年の夏のことでした。

その頃、私は大阪府茨木市の、JR茨木駅に直結したマンションに住んでいました。
(あのマンション、茨木市民ならたいてい知ってますよね。たまに隣の高槻市民とか摂津市民とかも知ってたりします。)

その裏手に、三和銀行がありました。

1981年の、三和銀行・・・茨木市・・・と聞くと伊藤素子を思い出すけれど、伊藤素子が勤めていたのは阪急茨木市駅側の三和銀行茨木支店で、私の家の近くにあったのは、三和銀行茨木西支店でした。

私の家の近くの、三和銀行のとなりに、マクドナルドができたのです。

ハンバーガーは210円で、その頃ちょうど1ドル210円の円高で、なるほどハンバーガーはアメリカでは1ドルなのだと、妙に納得しました。
日本全国が「こんな円高で日本経済は終わり」みたいなことを言っていました。「好きな人のために」横領をやった伊藤素子もそうですが、今ではその考えが信じられませんね。

あの頃の、マクドナルドのハンバーガーは、美味しかったです。
ああ、牛肉を食べてる、と思いました。

まだ牛肉もオレンジも自由化されておらず、高価な食べ物でした。

ハンバーガーが210円、ポテトSサイズが140円、オレンジジュースMサイズが200円だったか、Sサイズを選べば500円で収まったか・・・とにかくそんなお金で、牛肉とオレンジジュースが味わえたのです。

そのころの外食は、たとえば喫茶店の、カサカサのパンにペナペナのハムを挟んだサンドイッチセット、コーヒーつきで700円か800円ぐらい、あるいはべとべとぐちょぐちょのケチャップ甘いナポリタンとサラダとコーヒーで1000円とか、そんなのしかなかったのです。

また、外食というもの自体が「家族と一緒じゃなきゃだめ」「喫茶店は不良のいくところ」といった時代でした。
それにくらべると、マクドナルドは「小学生ぐらいなら親からお金をもらって買って家で食べて良い」「中学生ぐらいなら子供だけが入って中で食べても許される」雰囲気を醸し出していました。

ライバルに比べて、圧倒的に優位だったのです。

時は流れて、日本にも手軽な外食・中食が増え、ライバルが増えてきましたが、それでも、円高とデフレを味方に、自らを下級材とすることでマクドナルドは勝ち続けてきました。

そしてさらに時が流れて、円安に転じ、好景気になったとたん・・・マクドナルドは、敗者となりました。

焼きたてのパンをイートインできるベーカリーも、牛丼チェーンも、ファミリーレストランも、テイクアウト弁当屋も、その他ありとあらゆる「食べ物を売っている店」がマクドナルドのライバルとなりました。

マクドナルド自体は、実は価格の優等生と言ってもいいほど、値段が変わらない、あるいは安くなっているのです。

昔だって、「ハンバーガー1個」「ポテトMサイズ」「ドリンクMサイズ」で600円超えたりしたのです。そしてそれではものたりなかったです。

でも、ライバルが、冷たくてぼそぼそのパンにペナペナハムのサンドイッチだったりしたから、消費者はマクドナルドを選んだのです。

今だと、600円も出せば、定食屋で、ごはんとサラダとお味噌汁と鯖の塩焼きぐらい食べられるでしょう。
コンビニやスーパーやテイクアウト弁当屋なら380-480円ぐらいの価格帯でお弁当を売っています。ちょっと健康に気遣ったりするような弁当でも600円も出せばいいものが買えます。

焼きたてのパンを売ってるベーカリーのイートインで、パン2個にコーヒーで、500-600円も出せば、マクドナルドより脂っこくない、おいしいパンが買えます。

マクドナルドのセットメニューにかかる代金と同じか、それ以下で、それ以上においしいもの・栄養バランスのいいものが買えるようになってしまった、ということが、マクドナルドの敗因だということです。


他のどのような意味でも、マクドナルドを選ぶ意味はほとんどなくなっています。

お金を節約したいなら、イートインのあるコンビニで、おにぎりかサンドイッチを買って、飲み物を買えば、200-300円で済みます。

くつろいでおいしいコーヒーが飲みたければ、スタバなどのカフェにいくでしょう。

昔は平日昼間に主婦が子連れでマクドナルドにたむろしていたけれど、今はそういう層はファミレスに移っているようです。
ファミレスにはドリンクバーがあるし、マクドナルドよりは広いし、サラダなども頼めるし、子連れ主婦同士が連れだっていくとしたらそちらの方が良いです。

喫煙したい人は、喫煙OKの他のファーストフードチェーンやカフェに行ってしまうでしょう。


マクドナルドは、デフレに勝つために、自らを下級材にしてしまいました。

もし、おなかを空かせた貧乏な若い学生が、昼食に200円しか使えないとしたら、きっとその学生は100円マックを2個かって水で流し込むでしょう。
でも、良いバイト先が見つかって、昼食に400円使えるようになったら、100円マックを4個買うのでも、マックの高価な価格帯のハンバーガーを買うのでもなく、たとえば牛丼チェーンで牛丼を頼むか、コンビニで400円弱の「チキンカツ弁当」みたいなものを買うでしょう。

マクドナルド自体もこれは理解していて、何度も、高価格帯のハンバーガーを出して「高級路線になろう」としたけれど、「マックは手軽に安く空腹を満たすもの」というイメージを打ち壊すことに成功していません。


高級路線ではなく、500-600円の価格帯で「ああ、肉がたっぷり入って食べごたえがあっておいしい」と思えるハンバーガーを売ればいいのではないか、と思うのです。

あの、私が初めて食べて、おいしいと思ったハンバーガーを、売ればいいと思うのです。
 
それは、昔マクドナルドが日本に進出して、店舗を増やし始めたころとは事情が違って、難しいけれど、おいしいハンバーガーを売ること以外にハンバーガー屋が生き残る道はないと思います。
  
  
 * 
  
  
今、グーグルマップで、私が幼い時代を過ごした、大阪府茨木市の、JR茨木駅の駅前を検索すると、今では東京三菱UFJとなった三和銀行が、まだ同じ場所にありますが、となりにあったはずのマクドナルドはすでになく、セブンイレブンになっていました。



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