大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

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たくさんの拍手コメントでの励まし、ありがとうござます。
すべて拝読させていただき、励みになっております。
(ちなみに、最近は、普通のコメント欄もオープンしております。)

今日は、出社したのですが、さすがに疲れ切り、午後に早退しました。
体中がきしんでいます。

ゴミ屋敷片付けのために、(家から徒歩でいける)帝国ホテル大阪をとっていました。
理由は、ゴミ屋敷にいることで臭くなったり体が汚れたら洗いに戻れる、疲れたら寝に戻れる(そのために公共交通機関を使わずに済む)からです。

予想したとおり、少し滞在しただけで、髪や服、手足に臭いがつくのです。
初日などは自分で自分が浮浪者になったかと思ったぐらいです。
なので、途中でお風呂をつかいに戻ったりしました。(そのためいつでも戻れるようにお部屋を掃除しないでほしいと頼みました。)

帝国ホテルは、普通のお部屋に2連泊を予約したのですが、「お部屋をグレードアップさせていただきました」といわれ、通されたお部屋が、すごかったです。
カードキーがないとエレベーターであがれないインペリアルフロアの、首相級の人がとまる一番いいスイートの隣の部屋でした。
(このスイートの存在は、セキュリティのため、ホテルの公式ページには出ていません。間取りも出ていません。)

「首相級の人が泊まるスイート」と部屋が続いており、そこへの扉は鍵がかかっていました。
これはおそらく、となりのスイートに宿泊する人の随行員が泊まることを想定したお部屋だと思います。
たとえば政府要人が泊まるならその警護のSP、会社社長や会長が泊まるならその秘書、世界的ミュージシャンが泊まるならそのマネージャといった人が使うことを想定してのお部屋だと思われます。

その窓から見える、大川(旧淀川)の朝の眺めは絶景でした。
帝国ホテル大阪ができた当初はもっと高層ビルがすくなかったでしょうから、とても大阪とは思えない景色だったと思います。

桜のシーズンにきたら、地上の景色とは思えない眺めだろうなと、思いました。

となりの「首相級スイート」は、張り出したバルコニーになっており、そこからだとさらに素晴らしい眺めではないかと思います。

設備はちょっと古さを感じましたし、使われることが稀な部屋なのか、ランプシェードの見えにくいところに埃がたまったりしていましたが、非常に快適なお部屋でした。
(滞在記はまた別にアップしたいです。)

しかしそんなお部屋に泊まったにもかかわらず、ずっしりと疲れました。









そういえば、片付けの初日に、兄が「クエン酸がほしい、キッチンを磨きたい」といいだしたのにはびっくりしました。

「クエン酸で掃除」なんて、きれい部屋ブログのカリスマ主婦がいうようなセリフです。
男性でそんなことを言う人を、私は初めて見ました。
しかもそれを言い出したのが、ダニやゴミ虫の温床の腐ったような床で寝るのが平気で、しょうゆで煮しめたようになった下着を着るのも平気な兄だったということが、非常に衝撃でした。

近所に、非常に大きなダイソーがあるのですが、そこにはないというのです。
(あとで探したらありました。)
なので、外の空気を吸いがてら「探してくるよ」と、私は言いました。ほかに欲しいものがないか聞いたら「ペットボトルのお茶がほしい」ということでした。

二番目に近い100円ショップにいったら、ありましたので、二つ買い求め、それから戻り道で最も家に近いコンビニで2本、ペットボトルのお茶を買いました。私も、のどが渇いていったからです。

もどると、兄は、階の間の踊り場にベンチがあるのですが、そこに座って、特殊清掃業者のOさんと話をしていました。
兄に、ペットボトルのお茶を一本わたし、私ももう一本を飲もうとしたとき、兄は私の手からペットボトルを取り上げ、Oさんに渡そうとしました。

びっくりしました。

Oさんは「いえいえ、私どもは水分補給はしております」といって断りました。


・・・兄にとっては、いまだに、私は、物を取り上げていい存在なんだな、と思いました。
兄はよく私から物をとりあげました。
(そしてさらに悪いことに、それを両親に訴えても、両親まで私をあざけって、「つかわせないなんてケチだ」とかそういうことをいって兄の味方をしたものです。しかも、それをいうのは本気でそう思ってるのではなく、明らかに兄のほうが悪いとわかってるけれど、兄の味方をすることで私が傷ついた顔をするのがオモシレエ、という顔で言うのです。
兄はそれでさらに増長しました。
両親はひどいですね、そんなモンスターを生産して、それをさらに私に遺していったのですよ。)

過去を思って、心が痛くなりました。


また、そんな風に渡されたペットボトルを、Oさんだってたとえのどが渇いていたって、いただく気持ちにならないでしょう。(あきらかに私が自分で飲むために買ってきたペットボトルですから。)

「おや、Oさんやみなさんの分はないのかい?」と聞くぐらいにしてほしかったです。
それなら気遣いであって非常識ではないけれど、兄にそれを期待するのは無理ですね。

私は、実はあえてOさんたちには買ってきませんでした。
昔は、引っ越しの作業員などに、心づけや、あるいは飲み物や昼食を渡すといったことをしていましたが、今は、大手の業者は「そういうのはお断りしております」とわざわざ明記したりしています。

今回の業者は、そういう明記はしていなかったものの、引っ越しと違い、客先はゴミ屋敷であり、客先で出されたものを飲食しない・トイレも使わないように、乗ってきたトラックに給水やトイレの設備を作っていると思いますので、あえて私は出さなかったのです。
(むしろ、ドアを開けずに、場所によっては防護服を着ての作業をするので、休憩や給水のための設備を設けてないと非常に厳しいと思います。)


Oさんは、「時間があまれば、キッチンを軽くお掃除してあげたいと思います」とおっしゃっていましたが、あとで「だめでした、排水管が腐って水漏れしていました、無理でした」とおっしゃいました。

・・・クエン酸が使われることはなさそうです。


まあ、もし排水管が腐ってなくて、ゴミを撤去したらキッチンが使えるとしても、兄がクエン酸で磨くことってないような気がします。
というのは、あちこちから掃除用具がでてきて、スポンジやら洗剤やら集めると段ボールひと箱になり、その中にはクエン酸もすでにあったのです^^;

また、母が亡くなった直後に大阪にいったとき、自分の部屋の使わない本をまとめてビニールひもでくくり「○月○日の紙ごみ回収の日に出してね」と兄にお願いし玄関においたものが、いまだにあったのです。
HTML3.2の時代の、ウェブ制作やコンピュータに関する本だったのですが(前世紀の遺物!)、大阪にもどるたびに「捨ててね」といって、ようやくOさんたちの手によって・・・「本だということでまた箱にもどされ」てしまったようですorz.

最後のほうで、もう四半世紀以上出すことができなかったお雛様が出せたので、Oさんたちに「残念だけど供養とかもできないので捨ててください」とお願いしたら、兄が「俺が人形供養をしてくれる寺に持っていく」などと言い出しました。

ビニールひもでくくった10冊程度の本を、玄関からエレベーターをつかって1階にいき、裏の紙ごみ置き場に指定された日に置きに行くことができない人が、どうして「人形供養をしてくれるお寺に大きなひな人形の箱を持っていく」などとできもしない寝言を言うのでしょうか。

「いや、持ち主の私が捨てていいというのだから、捨ててください」と、捨てていただきました。(出てくることを予測していたら、送付しての人形供養も考えましたが、突然出てきたので、そこまで頭が回らなかったです。)
供養できるようならそのほうがよいのですが、それができないならせめて責任もって捨てたいと思います。

それができないのにただただひたすら物を持ちたがる兄に、不快感しか感じません。
兄の物に対してはしかたがないですが、私の物に関しては、できるだけ処分したいと考えています。

兄に使われたくない・兄と一緒に汚く臭い部屋に置かれたくない・将来兄が孤独死して腐乱死体になったとき「あれを取りに戻りたい」と思わないように全部捨てたい、と思っています。



今回、Oさんたちは、防護服ではなく、普通の作業服にマスク、手袋、そして土足で上がるのでビニールの靴カバーで上がってきました。
私も上がるときに、その靴カバーをいただきましたが、これって恐ろしく蒸れます。
1時間もはいていると、中に水蒸気がたまって流れ落ちます。

今回の作業現場は、おそらく、Oさんたちにとっては難易度の低い現場だったと思います。
腐乱死体や糞尿などはなかったですから。
でもそれでも、こんなに汗をかき、臭さを我慢しての作業をされることに、頭がさがりました。

そういえばOさんは「今日帰られるのですか、明日会社いかれるのですか」と私を心配してくださいました。
「ええ、帰ります、明日からまた仕事します」といったら「えーっ」と驚いていらっしゃいました。

おそらく、私がぐったり疲れるだろうことを、Oさんは予測してらっしゃったのだと、今日になってわかりました。
慣れている自分たちならいざしらず、こんなことに慣れていない依頼者が、はるばる遠方からきてこんな現場に二日立ち会っただけで疲労困憊することは分かっていらっしゃったのでしょう。


Oさんは、あらゆる意味で現場慣れしておられました。

兄は、なぜかOさんに懐き(!)、最後に「あの、お名刺いただけませんか」と言い出しました。
Oさんは「すみません、下に行かないと名刺ありませんので」と断りましたが、おそらくそれは上手な嘘だと思います(見積もりにきたときは胸ポケットから出して私に渡しましたからね。)


 *


今、持ち分だけを買ってくれる不動産会社に、見積もっていただいています。
いくらになるのかは、想像もつきませんが、費やした費用が回収できるのなら、安くてもいいなと今は思っています。

とりあえず、7月までは大阪にいって、後始末をします。

6月末に本の始末と、気に入った陶器類と本を東京に送ります。
今は、父の本も価値がないかもしれません。三田村鳶魚全集だって電子書籍で読める時代です。
でも「本として持ちたい」人の手に渡ってもう一度読んでもらえるようにしたいと思っています。
持ち分売りがどれだけになるかわかりませんが、もう一度Oさんたちを頼める程度の価格がつくなら、7月にもう一度来ていただいて処分しきれなかったものを処分していただき、ピアノを運べる道筋をつけたいと思っています。

同時進行で、ピアノ業者にきてもらって査定してもらって、処分してもらいましょう。

ひょっとしたら、状態によって思った以上の値段がつくかもしれません。
同じ型のピアノが、40万円程度で中古市場で売られているのです!
(非常におしゃれなピアノなので、人気がある機種らしいです。今のピアノは内部の糸にポリエステルを使っているけれど、昔のピアノは絹糸をつかっているので音が違い、その意味で昔のピアノを欲しがる人がいるらしいです。)
もちろんそれらはきれいに整備された状態です。

買い取り価格は、状態にもよりますが、中古市場での売価の1/10-1/5程度が目安だそうで、それだと少なくとも「引き取ってもらうのにお金がかかる」ということはありません。
水濡れ・ネズミの食害はないので「引き取り不可」はないはずです。

ピアノも、もう一度整備されて、欲しい人の元で弾かれてほしいと願っています。
新品に見まごうほど整備されて日本のどこかで、あるいはアジアのどこかの新興国の家庭で、あるいはアフリカの子供たちのために、音を奏でる日が来てほしいと思っています。

心残りになるものを処分したら、持ち分を売って、兄と縁切りします。
不動産の共有さえなくなれば、兄がどうなろうと、かかわる必要はなくなります。孤独死し、腐乱死体になっても、浮浪者になってのたれじにしても、私は行きません。


縁切りは、7月末、予定です。
そのときは、今度は東京の帝国ホテルのいい部屋にとまって、シャンパンで祝杯を上げたいと思います。





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