大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

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底意地が悪くて、殿中であることも忘れて切りかかりたくなるほど憎たらしい吉良上野介が見たい。
47人の暴漢に集団リンチの上斬首されても当然だと観客が思うほど憎たらしい吉良上野介が見たい。

ふとそう思って、アマゾンプライムで、古い忠臣蔵の映画を見つけて観ました。
1958年の古い日本映画ですが、面白かったです。
昔の映画って、丁寧に作られていていいですね。


ところで、忠臣蔵の真の主役って吉良上野介だと私は思ってます。
だって吉良上野介が憎たらしくなければ、あれはただの暴力騒ぎですから・・・。





実際は、なぜ浅野内匠頭が吉良上野介に切りかかったのかは、わからないそうです
浅野は「吉良に恨みがあった」ということ以上の動機を言っておらず、ただその恨みは「吉良はどうなった」と何度も聞くぐらい、「吉良殿は重体」という嘘をきかされて安堵の表情を浮かべたぐらいなので、二人の間に何かがあったのだと、思います。

また実際のところ、何があったにせよ、吉良には、切りかかられるほどの落ち度はなかったように思えます。
劇や映画で描かれるようなイビリは、もし本当にそういうことをして浅野が失敗したら、その上役である吉良が責任を取らされるようなものなので、しなかったであろうと言われています。

浅野内匠頭は非常に短気な人であったということは伝わっており、また母方の叔父が同様の「儀式の場で抜刀して刃傷沙汰に及んだ」ことがあったため、遺伝的にそういう「キ○○イに刃物」的なものがあったのかもしれないです。

ただし、のちのち、吉良上野介が、ひどく嫌味な憎らしいジジイとして描かれることになった基はあるような気がします。

吉良上野介は、高家(江戸幕府における儀式や典礼を司る役職)で、江戸幕府の侍としては旗本に過ぎないけれど、朝廷での位は侍としては高く、天皇に謁見することができる立場でした。

吉良上野介は、そうした高家のなかでも力量あるひとで、生涯を通じて年賀使15回、幕府の使者9回の計24回上洛しているとのことです。これは高家のなかでも群を抜いているということで、使者としてあるいは儀式官・典礼官としてすぐれていたと思われます。

しかし吉良が四十七士に討たれたとき、時の天皇だった東山天皇は喜々としたそうです。

たぶん、吉良上野介は、表面は付け入る隙がないほど礼儀正しく、しかし「実際の権力者は徳川将軍であることを天皇に思い知らせる」ようにあてこすったり言外に匂わせたりといった人物だったのだろうなと、思います。

それであれば、他の人より多く使者として選ばれたことに納得もいくし、吉良の死を天皇が喜んだことも納得がいきます。

そのような、陰湿なやりかたを、天皇や京の公家たちは文化教養人なので、内心面白くなくても、表面は同様に礼儀正しくやりすごしたろうけれど、癇癪もちの「田舎侍」浅野内匠頭は抑えることができなかったのだろう、と思います。

また、浅野が「吉良に賄賂をしたくない」と言っていたように、(この時代にはある程度当然のことであった)賄賂の要求はあったろうし、吉良はかなり金に汚い人間だったのではないかとも思っています。
吉良上野介の息子は、上杉家の養子で、米沢藩の五代目の藩主となりましたが、吉良上野介は息子にたびたび援助を要請していたようです。

米沢藩は、上杉景勝の代に、それまで会津120万石の領土を持っていたのを、関ケ原で西軍についたため、米沢30万石に領地替えされ、さらにその孫の代で跡継ぎのないまま急死したため、急きょ吉良上野介の息子を養子にし、おとりつぶしは免れたものの15万石に領地を減らされ、財政は苦しかったはずです。
(実際にその半世紀ほどあと、現代のお金に直すと数百億円にもなる借金を抱えた米沢藩を、上杉鷹山が立て直すことになるのですが・・・。)

家柄はすごい家でも、お金のない家の養子になった息子に、お金を集る吉良上野介・・・一説には、吉良の死に、上杉家の人たちがほっとしたという話もあります。

「いやみでねちねちしていて」「お金に汚い」面が、確かに吉良上野介にはあって、それが「忠臣蔵」という演目になる際に、ことさらに強調されて、今に至っていると思います。

吉良が悪い奴でなければ、忠臣蔵のお話は、「無抵抗の老人に、江戸城内で切りかかったキ○○イ」と、「その部下で、老人の寝込みに47人で夜襲をかけた暴漢たち」の話になってしまいますから、お話の中の吉良上野介は、本当に嫌味で、自分でも切りかかりたくなる・首を取られてもかわいそうに思わないほどの悪い奴に描かれなければならないのです。





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