大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

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ちょっと前に、ラジオ深夜便で、美川憲一の朗読劇『楢山節考』をやっていました。

楢山節考』は、昔の貧しい山奥の寒村を舞台にしていて、その村では老人は70歳になると楢山参りにいかなければならないという決まりがあるのです。

お参りに行くように聞こえますが、息子に背負われて、寒い冬の山に捨てられに行くのです。

主人公のおりんは、気丈にも自ら「楢山参り」の用意をして、うまく飢え死にできるように丈夫な歯を自ら石臼に打ち付けて折り、家のことを全部息子の後添えに来た嫁に教え、前夜のふるまい酒を用意し、気が進まない息子を叱咤激励して自分を捨てさせるという話です。

大変暗くて陰惨な話なのですが、聞いているうちに引き込まれていきました。

ただ、小説は小説としていいのですが、実際に、食料事情から老人を捨てる村があったとしたら「70歳で一律に山に捨てられにいく」ということはないんじゃないかと思いました。

特におりんは、歯も体も丈夫で、誰の手を借りずに(むしろ家のことをして)生きています。
またイワナ取りの名人で、嫁に「いっぱい喰え」と自分がイワナとりの名人で、いっぱい取れるところを知っている、取る方法も知ってるからおしえてやるというのです。

・・・人の世話にならずに生きられ、人にふるまえるほど食料を取れる人間を、「食料が不足している貧しい村」が本当にあったなら、70歳になったからといって死なせるとは、思わないです。

本当に貧しい村なら、70歳より若くても、病気などで働けなくなったり老いが通常より早く来た老人を70歳未満で捨てるだろうし、70歳やそれ以降でもピンピンして人の迷惑にならない・食料を確保できるなら捨てないだろうと、思うのです。


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私が70歳になる2040年には、おそらく確実に、年金支給は75歳からとか言われる時代になるだろう、そうなると、70歳で捨てられるどころかいつまでも働けと言われるに違いありません。

またそのころにはおそらく、医療が進んで、たとえば脊椎損傷とか重い腎臓病とかいった病気に、iPS細胞での治療を、保険適用で10万円とかそんな値段で治せる時代になっています。

そういう「重大な」ものは保険適用でも、老いや不調に関しては、自費での治療になるだろうと思われます。
たとえば、70歳未満でアルツハイマーになった場合は保険適用でiPS細胞から作られた脳細胞を充填する治療が保険適用だけど、70歳以上ではならないとか、考えられます。
そうなると、お金持ちとそうでない人で、アルツハイマーになる人ならない人が分かれてきます。

さらに、お金持ちは自費でちょっと老いて性能が悪くなった角膜や、硬くなってきた動脈や、長い間都会の悪い空気を吸ってきてフィルタの目詰まりを起こしてきた肺などを交換して、どんどん若く、健康に生きられるようになります。

もっとお金持ちは、白髪やハゲ、しわなど見た目に関しても治療をして、いつまでも若くほとんど不老で生きられて、寿命も120歳だとか150歳だとかを普通に生きられるようになるんだろうなと、思っています。

きっと、私より若い人、1980年や1990年生まれの人たちは、かなりやすやすと22世紀を見る、3世紀をまたがって生きるようになるんだろうなと思っています。

きっと、21世紀後半の日本は、貧しい人は今の日本人の平均寿命を生き、普通の人は重大な病気に高度な治療を受けられる恩恵を受けながら100歳~120歳を生き、お金持ちは老いずに120-150歳を生きる時代になるんだろうとか考えています。
(そしてきっと、今、平均寿命が40代の、アフリカの最貧国などは、さらに平均寿命が下がって、30代で死んでしまうようなそんな不均衡で不公平な世界になるのではないかと思ってます。
先進国の「援助」が、本当に必要な人にいきわたらず、権力者や蔓延るゲリラ組織を富ませることになり、内戦が起き、女たちは12-13歳ぐらいでぼこぼこ子供を産み、いつのまにかエイズになって、生まれたときからエイズに感染した子供を産み、伝染病がはびこり、男たちは銃をとってお互いを殺しあう、そんな地上の地獄になるんだろうと思います。)

そして私は、そんなひどく不均衡な世界の片隅で、年収と保険を維持するために、70歳になっても80歳になっても90歳になっても100歳になっても働かされて、老後とかリタイアとかいう言葉がないような状態で死んでいくんだろうなと、考えてしまいます。

70歳で捨てられる不幸はなくても、常に有用でありつづけなければならない不幸は、あるように思えます。







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