大都会の小さな家

大都会の小さな中古マンションに住むおひとりさま女の日常をつづったブログです。 注意事項: 比較的、自分の好き嫌いをはっきり述べています。 それは、単なるさくらねこの好き嫌いであって、さくらねこが嫌いな場合であっても、そのこと・ものを否定しているのでも、そのこと・ものを好きな方を否定しているのでもないことを、あらかじめ申し上げます。1記事が長めなので閲覧はPC推奨です。 リンクはご自由に、相互リンクも募集中です!

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コメントで、今回の私の引っ越しが、方位が悪いというアドバイスがありました。
そうなのかもしれないけれど、私は、すみませんが、そういうの全く信じないのです。
(気を悪くされたらごめんなさい、善意のアドバイスと思います。)

運が悪いときもあるけれど、それを忍耐強く変えていく力が、私にも、どの人にもあると思います。

おまじないとか、お守りとかで、気分を明るくすることはいいことだと思います。
でも、人間はそれ以上の存在だと、思っています。


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昔、中国の晋の時代に、羊叔子という人が、居ました。
晋というのは、三国時代の、魏の後の国です。魏と蜀の国を合わせた地域が、羊叔子が生きていた時代の、晋の領土でした。

羊叔子という人は、晋の将軍だったのですが、非常に忠義な人で、自分の先祖代々の墓の風水上の位置とかたちが非常に良すぎて「いつかこの家から皇帝が生まれる」と占われて、自分自身も風水をよく知っていたので、そうならないように墓の形を変えてしまいました。

そのため、彼の姉が、時の皇帝であった司馬師の妃でしたが、子供にめぐまれずに終わりました。

その時代は、まだ三国志の国として、呉が残っていました。
羊叔子は、「呉を討伐して晋が中国全土を統一すべきだ」と常々言っていました。
ただ、呉は、揚子江を盾にして守りが盤石な国です。

昔々、曹操が赤壁で痛い目にあったり、劉備が夷陵で痛い目にあったりと、呉の守りが堅いことは有名で、その時の晋の皇帝司馬炎(司馬師の甥になります)は呉討伐に及び腰でした。

その頃の呉の皇帝は、孫皓という、絵に描いたような暴君でした(むかしこのブログの初期にも書いた気がする。)

ある日、一番の要衝である西陵という都市の将軍が、孫皓の叱責を恐れて晋に投降してしまいました。
ここを制圧されると、揚子江を下ってあっというまに呉は滅ぼされてしまいます。

この機に、羊叔子は、呉討伐の大軍を与えられ、南下しました。

これを迎え撃つのは、陸抗、夷陵で劉備を撃退した名将陸遜の息子にあたります。

赤壁の戦いは魏だけ、夷陵の戦いは蜀だけが相手、でも今回は魏+蜀の国力がある相手が攻めてきたのです。しかも一番の砦が寝返っている状態で、です。
まさに、呉の絶体絶命の危機だったのです。

しかし、地の利を知り尽くした陸抗は、水をせき止めて羊叔子の進軍を止めたり、今度船を取りに戻ったら水を放水して周囲を泥沼にしてしまうなど、ありとあらゆる手をつかって晋軍を破り、寝帰った将軍が籠る城を陥落させ、晋軍から呉を守ったのです。

決して羊叔子が無能だったわけではないのです。
ただ、山国育ちの彼にとって、水戦には不慣れであったのだろうし、逆に、地の利を知り尽くした陸抗はどう考えても絶望的な状況から勝利を得ることができたのです。

晋はその後、陸抗が生きているうちは、呉討伐の軍を出すことはありませんでした。

・・・つまり、三国志の時代は、よく、風水を知りぬいた諸葛孔明が大風を呼んで・・・!みたいなことを書かれちゃいますが、実際は違うわけで、風水なんかより、実際にいかに軍事に慣れているか、その地に慣れているかのほうが重要だった、ということです。

だから、私は、実務的であることを尊びます。


羊叔子は、すばらしい人格者であったと、思います。
征呉に失敗したあとも、呉に面して軍を敷き、その地域の開発に努めました。
陸抗もそれに対応して軍を敷きましたが、両者ともに相手の領土を侵さず、平和維持に努めました。

ある日、陸抗が病気だと知った羊叔子は、その病気の特効薬を取り寄せて、陸抗に贈りました。
周囲は「敵将が贈った薬など毒薬に決まっています」と止めたけれども、陸抗は「羊将軍は敵に毒を盛るような男じゃない」とその薬を飲んで、回復しました。

そして陸抗は、そのお礼に、呉の良い酒を羊叔子に贈りました。
周囲は「敵将が贈った酒など毒酒に決まっています」と止めたけれども、羊叔子は「陸将軍は敵に毒を盛るような男じゃない」とその酒をうまそうに飲んだということです。

この話は、血なまぐさくて嫌な話の多い中国史の中では屈指のいい話です。
大好きです。

私はこのようでありたい。
かなり無理だけど、心に描くものはこういうものです。




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